ポイント・オブ・ユースにおける排ガス処理システムの最適化

現場で実現する排ガス処理の最適化

持続的に進化する排ガス処理

ハイテク産業は、イノベーションのサイクルが短いのが特徴です。
DAS Environmental Expertsでは、新規システムの開発だけでなく、開発完了後も既存システムの最適化と改良を継続しています。

お客様のプロセス最適化により、排ガスの種類や量が変化することも多く、それに応じて排ガス処理システムへの要求も変わります。さらに、装置や部品に関する業界基準の変化にも継続的な対応が必要です。

こうしたニーズに応えるため、DASでは CIP (継続的改善プラログラム) による品質管理プロセスを導入しています。
このプロセスでは、部品やソフトウェアの変更・追加・再構成を通じて、システムやモジュールの機能向上を行います。

また、製品開発から導入、保守までシステムのライフサイクル全体を監視し、現地でのFTIR(フーリエ変換赤外分光)測定によって改善を支援しています。

3人の作業者が工場内で機械部品を見ながら活発に議論しているシーン。

排ガス処理システム最適化のためのCIPプロセス

当社の排ガス処理システム の改善は、既存システムの改修と製品ラインの再設計を通じて行われます。効率的な最適化には、お客様からのフィードバックや現場データが重要です。これらは、サービス部門と製品管理によって継続的に収集・分析されています。

大きな技術変更については、ドレスデンのラボ、またはお客様と協議のうえ現地で検証します。
また、システムの改修・適用・実装に先立ち、変更内容は事前にお客様へ通知します。

当社の製品・サービスに関するご質問はお気軽にお問い合わせください。

専門スタッフが、確かな知識で個別にサポートいたします。

FTIR測定による排ガス浄化の最適化

お客様の排ガス処理システムの監視には、FTIR(フーリエ変換赤外分光)測定を活用しています。

当社のFTIR測定装置により、プロセスラインにおける排ガスの流入・流出時の濃度を測定します。

この測定は、主に以下の3つの目的で実施されます:

1. 排ガス処理システムの処理効率の測定

本手法では、排ガス処理後の質量流量または濃度を、MFC(マスフローコントローラー)で制御された特定のプロセスガス流量を用いて測定します。

この方法により、排ガス処理システムの効率を迅速かつ簡単に評価できます。
また、高濃度の排ガスを取り扱う必要がない点も特長です。

2. 排ガス処理全体の除去効率の測定

本手法では、排ガス処理後の排気ガスの質量流量を測定します。これにより、生産に伴う排出量や大気への放出量を把握できます。

プロセスガスや副生成物も同時に測定され、簡単かつ迅速に評価が可能です。また、高濃度の排ガスを扱う必要がない点も特長です。

この方法により、プロセス・ポンプ・排ガス処理を含めた全体の除去効率を確認できます。ただし、排ガス処理装置単体の詳細な性能評価には適していません。

3. 排出量(エミッション)の測定

本手法では、稼働中の生産プロセスにおいて、排ガス処理後の質量流量を測定し、すべてのプロセス排出量と大気負荷を把握します。

この方法も簡単に実施でき、高濃度の排ガスを扱う必要がありません。

DAS Environmental ExpertsのFTIR測定は、お客様の排ガス処理システムの仕様に合わせて実施され、品質管理に活用されるとともに、システムの継続的な最適化のための信頼できる指標となります。
また、試験機関や認証機関の基準に準拠した測定にも対応しています。